パーキンソン病による筋肉の固縮に対する鍼灸治療!

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みなさんこんにちは!
あいわ鍼灸治療院の近藤です!!

今回はパーキンソン病の4大症状の「安静時震戦・筋固縮・無動・姿勢反射障害」のうちの、「筋固縮」に対する鍼灸治療についてお話ししていきます!

 

・筋固縮とはどのような症状か

パーキンソン病による筋固縮とは文字通り、筋肉が固縮してしまう症状です。
パーキンソン病じゃなくても、起こることもあります。
初期症状は肩こりや首こりなどが、これに近いような症状です。
次第に筋肉が硬くなりすぎて、4大症状である「無動」につながってしまう可能性があります。また、筋肉が硬くなりすぎてしまうとそれに伴い、痛みが出てしまう可能性があります!

・筋固縮に対する鍼灸治療

パーキンソン病によって硬くなってしまった筋肉は、ほぐして緩めて柔らかくする必要があります。
手段としては、マッサージをしてほぐしたり、ストレッチをして伸ばして緩めたりなど様々な方法がありますが、今回は鍼灸治療という手段でほぐす方法をお伝えしていきます。
筋肉を緩める際、当院では、主に鍼を刺して治療していきます。
鍼には刺した筋肉の緊張を緩めるという作用があり、この作用はWHO(世界保健機関)でも認められている作用です。
この作用を生かし、パーキンソン病になってから特に硬くなってしまった筋肉を調べて、その筋肉に対して鍼を打ち、筋肉を緩めます。
この治療法は、パーキンソン病を根本的に治す治療ではなく、パーキンソン病によって硬くなってしまった筋肉に対する治療です。
しかし、パーキンソン病というのは進行性の病気のため、そのままにしておくと、どんどんと固縮が進んでしまい、次第には動けなくなってしまう方もいます。
そんな状態になるのを予防するために、このような治療も行っております!

いかがでしたでしょうか?
当院では、パーキンソン病の根本的な治療に関しては頭に刺激を入れて、脳を活性化できるような治療を行っております。
その治療についても、いずれご紹介していきます!

ありがとうございました!

あいわ鍼灸治療院