若年性パーキンソン病の体験談

みなさんこんにちは!
あいわ鍼灸治療院の近藤です!

 

若年性パーキンソン病を患った患者様が体験談を語ってくれましたので、ご紹介していきたいと思います!

 

※ここからは患者様の言葉でご紹介していきます。

 

私が、若年性パーキンソン病と診断書がついたのは今から20年前になります。
自分の身体に違和感を感じたのは大学3年生で自動車学校に通いはじめ時に半クラッチか保てずに左足に力が入らず震えていました。

いま思えばその時が、「あれっ、どうしたんだろう」と自分自身に対して不安になり、とても気になる症状の始まりでした。

 

大学卒業後、測量会社に入社しましたが身体のなんとも表現できない倦怠感、バランス感覚のズレに耐えることが難しくなり2年で退職して地元に帰り、身体の回復、病気を治すことにしました。

でも、自分との戦いはその時から始まりました。
戦いが何だったのか、病気名が分からないのです。
症状は自覚していたのが、バランス感覚の違和感悪、身体の倦怠感等ですが、内科、整形外科、総合病院、いくつも診察を受けに行きました。
診察結果はどこの病院も「特に異常はありません」と、その繰返しが2年続き自分でも自暴自棄になり始めたとき知り合いから鍼灸院を勧められました。
「どうせ何も変わらんよ」と思いながらも施術を受けところ、目が不自由な先生から「固縮があるね」と言われ熊本市内の整形外科の病院に紹介状を書いてもらえる事になり、そこから大学病院へ検査入院、診断がつく事になりました。
診断がつくまでの間は私にとって2年が10年に感じる程長く苦しい期間で、もちろん診断がついた後も「若年性パーキンソン病」を自分自身、受け入れる期間も相当必要でした。

正直に言うと、今も受け入れることが出来ずに毎日が病気との葛藤です。
葛藤するものの最終的には「なったものはどうしようもない!さあー、前を向くしかないな」と開き直るので、そう思える性格には幾分助けれられています。
と言いつつも、症状が辛いときはマイナス思考になるので、「前を向いて、時には後ろを向いて、また前を向く」の繰返しですが…

 

去年から私の心が大きく前に向く出来事がありました。
それは気まぐれで始めたブログなんですが、そこには私と同じ病気を抱えながらも必死に頑張り毎日を生きている強さがあり、病気であることをひた隠しながら生きている自分は嫌だと思える出会いがありました。
幸いな事に、ipsを使った治験が始まり難病と言われるこの病気も完治できる日が近づいています。

 

私も諦めずに、その日が来るまで頑張りたいと思っています。

 

 

いかがでしたでしょうか?
こちらの患者様は20歳の頃に身体に違和感を感じ始めて、23歳の時に若年性パーキンソン病と診断され、今現在は42歳です。

書いてあったように、今では生きがいを見つけ前向きに生活できています!

パーキンソン病という病気は本当に精神的な部分も大事になってきますので、同じような悩みがある方はまず、前向きになれるような生きがいや趣味を見つけてみてはいかがでしょうか?

ありがとうございました。

あいわ鍼灸治療院